2015年10月1日 館長ブログ 館長コラム2015.10.1 しばらく筆が動きませんでした。申し訳ありません。 最近一番嬉しかったことは、小学館の『日本美術全集』第19巻の「拡張する戦後美術」に神田日勝の「室内風景」が掲載されたことです。内容はかつて目黒美術館で正木基学芸員が企画し […]
2014年8月13日 館長ブログ 美術スポット駆け巡り ≪前編≫ 8月初旬、久しぶりに遠出をする機会を得た。主目的は『花嫁の橇』を寄託いただいている白老町の吉崎千代さんの弔問と、春に福原記念美術館で小品展をしていただいた苫小牧の小笠原実好さんへの表敬であったが、苫小牧と札幌のホテルが今 […]
2014年8月13日 館長ブログ 美術スポット駆け巡り ≪後編≫ 翌日は終日札幌。札幌芸術の森、北海道立近代美術館と札幌国際芸術祭の会場を駆け回った。特に札幌芸術の森の野外展示は、無料ゾーンと野外美術館の有料ゾーンに分かれ、炎天下の作品マップを片手にしての石の階段の往復は足にこたえた […]
2014年4月18日 館長ブログ 新年度を迎えて とうとう新しい年度を迎えた。 開館二十周年記念の事業を終え、新たな事業展開を進めていく時期が到来した。 残念なのは頼みにしていた北海道立帯広美術館の鎌田・佐藤両学芸員の札幌転出が急遽決定したことである。 最近薗部学芸員( […]
2013年12月30日 館長ブログ 慌しい一年でした ① この美術館が開館して、二十周年という節目の年に当たり、そのことを象徴するようなことが相次いだからです。始めに軽い気持ちで企画した「浅野修さん」の展覧会が、会期が近づくにつれ、画家の熱意もあり、神田日勝作品とのコラボレーシ […]
2013年7月15日 館長ブログ 日曜美術館雑感と木田美術館講演にて 2013/07/15 『日曜美術館』で「神田日勝」が放映された。20年前の開館当時に、放送されたことがあるので、僕にとっては2度目の取材対応であった。今回は事前の調査取材に同行して、改めて色々と新しい証言を得ることができ […]
2013年5月1日 館長ブログ 二十周年記念事業始まる 2013年4月、神田日勝記念美術館が開館して二十周年にあたる今年、多くの記念事業がスタートした。 ゴールデンウィークには美術館を会場に十勝出身の美術家浅野修さんの「虚と実」をテーマとしたコラボレーションと鹿追町民ホールを […]
2012年12月29日 館長ブログ 新しい年に 2013年が幕を明ける。 神田日勝記念美術館が開館して20周年にあたる節目の年である。 運営協議会委員や美術館友の会役員の方々を含めた記念事業実行委員会が、この記念すべき年のために知恵を出し合い、様々な事業を企画している […]
2012年10月16日 館長ブログ 特別企画展に思う かねてから僕にとって懸案だったことがある。 嘱託職員という辞令をもらう前に、本来なら解決しておかなければならないことだったかも知れない。 僕らのように個人名を冠した美術館に席を持つものの使命は、ひとつには顕彰する画家から […]
2012年5月23日 館長ブログ 蕪墾祭に寄せて 6月17日は神田日勝記念美術館の開館記念日である。 雨模様の天候が続いたこの美術館の待望のオープンの日。 奇跡的と思われる雨上がりの午後、美術館の正面玄関で行われた関係者によるテープカットの瞬間を今も鮮明に思い浮かべるこ […]