「なつぞら」フィーバー!

 見晴るかす十勝の野辺に茶一色の小柏が風に揺れ、落葉した木々を縫うようにドングリを頬張ったエゾリスが美術館の周りを走り回っています。いつもの年より遅いのですが、冬の気配が漂うこの頃です。
 さて、「なつぞら」の放送以来大フィーバーの当館には、今もなお多くのお客様が足を運んでいただいています。

 皆様にお書きいただいた感想ノートを少しご紹介します。
 「絵を一つひとつ見ていると涙が止まらなくなりました。とてもステキな絵でした(一つひとつが)。何かまっすぐに生きて行きたいと思いました。ステキな感動する絵をありがとうございました。今日、見て良かった!(山形県 女性)」

 「絵がとても上手で、そしてとてもきれいでした。でも32才でなくなってしまってとても日勝さんもその絵を書いていた馬もとてもかわいそうでした。日勝さんの絵は日勝さんの気持ちをえがいたんだなと思いました。(栃木県 小4男子)」

 「素晴らしい作品!これまで(連ドラのなつぞらを見るまで)その存在を全く知らなかった。この機会に広く知られ、その良さを感じてもらいたいと思った。すごく美術館も共に町民の思いも知った(石川県 男性)

 「なつぞら」視聴後においでいただいているお客様が本当に多く、視聴率の高かったドラマの中で、神田日勝の人物造形をモチーフとした山田天陽役の吉沢亮さんの人気も加わって、老若男女問わずのご来館です。
 本日までは日勝没後50年プレ企画、吉田傑とのコラボレーション迫力の「ダンボール・アート」も人気を博し、11月6日からは第2期常設展で「神田日勝の隠れた名品Ⅰ」がスタートします。
 開拓の時代に翻弄されながらも懸命に自らの生き方を貫いた日勝の作品は今なお異彩を放ち、皆様をお待ちしています。

 神田日勝記念美術館館長  小 林  潤