平成22年度第1期常設展「神田日勝の色彩表現をめぐって」
会期
2010年8月31日(火)~10月31日(日)
会場
神田日勝記念美術館
休館日
毎週月曜日(祝日の場合は除く)、祝日の翌平日
本展について
平成22年度第1期常設展『神田日勝の色彩表現をめぐって』を開催します。
神田日勝の初期の作品では、茶色を基調とするモノクロームの色調で家や廃品など、身の回りにあるものを克明に描き、1964年の『牛』では切り開かれた腹の赤い色が鮮やかで、この作品以降、次第に鮮やかな色彩が使われるようになります。
画室のシリーズでは、画家のアトリエにある絵の具のチューブなどを明るく鮮やかな色で塗り分け、後半はポップ・アートの影響もうかがえるような色彩で展開しています。また、『晴れた日の風景』や『人間A』などは、原色の絵の具を厚塗りし、流れるような筆触で描いています。
今回の常設展では、色彩表現に焦点をあてて、モチーフや主題に色彩がもたらす効果や心理的な印象などに触れたり、絵の具のチューブなどの資料も併せて紹介します。
【会期】平成22年8月31日(火)~10月31日(日)
【会場】神田日勝記念美術館
【お問い合わせ】神田日勝記念美術館 TEL:(0156)66-1555 FAX:(0156)66:1859